『かもめ』オンライン公演
ロシアの作家 アントン・チェーホフ
今、生きていたら164歳。
(1860年1月29日生まれ。ユリウス暦だと1月17日生まれ。)
1904年44歳という若さでこの世界から旅立ちました。
お医者さんでもあったチェーホフ。
村では無料で診察したり、学校を建てたり、当時、流刑地だったサハリンへ行き、過酷な生活状況を調査して実態を伝えたり、全集を見れば作品の膨大な数にも驚いてしまう。
作家と医者をどうやって両立してきたのだろう?
裕福な良いところの坊ちゃんだった訳でもない。祖父は農奴で、地主に身代金を払って自由を獲得。チェーホフが16歳の時に一家は破産。生活のために、雑誌にユーモア短編を書きはじめ、家計を助けながら学業と両立。子どもの頃からずっと働き続けていた。
そんなチェーホフがこう言っている。
『芸術だけは嘘がつけない。真実だけが魂を癒す』と。
演出家で師匠のレオニード・アニシモフ先生に出会った時に、チェーホフの言葉と共に、舞台上で『人間の精神生活』をする演劇を教えていただきました。
それから24年…
この度、チェーホフの四大戯曲のひとつ
『かもめ』TOKYO NOVYI・ARTオンライン公演にお誘いいただき、客演させていただくことになりました。
13年ぶり?!の役との再会。(ニーナという若い娘役です)
私の俳優人生の中でチェーホフは、切っても切り離せない存在です。チェーホフ作品に育ててもらったので。若い頃の苦い思い出を抱きしめて、今に生きられるか、自分を信じることができるか、挑戦でもあります。
書くには膨大なエネルギーが必要。ひとつの世界を創造するのですから。
チェーホフの『かもめを書きたい』という思いの種に触れたいと願いながら、演出のアニシモフ先生とノーヴイの俳優の皆さんと稽古しています。
チェーホフと並んで、厳しさと慈しみを爆発させるアニシモフ先生は、自分の師匠ながら、本当にすごい。創造に対するエネルギーの量も熱さもとてつもない。
尊敬するアーティストたちと、好きなことを探求できる幸せを噛み締めています。
今回はオンラインだからこそ挑戦できる方法で、チェーホフの世界を『人間の精神生活』が生まれることを目指しています。
最後に、、、
チェーホフは、こうも言っています。
『僕はただ世間の人々に向かって正直にこう言いたかっただけなのだ。「自分を見よ、君たちみんながどんなに愚劣なわびしい生活を送っているかを見給え」何よりも大事なことは、 人々がそのことを理解することだ。そのことを理解すれば、必ずや人々は別のよりよい生活を作り出すだろう。』
心がピンときた方はぜひご覧ください♪
TOKYO NOVYI・ART
「かもめ」オンライン公演
アントン・チェーホフ作
レオニード・アニシモフ演出
[配信期間]
◇2月24日(土)14:00公演
2月24日(土)14:00~3月2日(土)23:59
◆2月25日(日)14:00公演
2月25日(日)14:00~3月3日(日)23:59
【チケット】 2500円
カンフェティ
http://confetti-web.com/tokyo-novyi_streaming
【TOKYO NOVYI・ART 】


